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ボトックス
目尻・眉間のしわは、年齢の問題だから仕方ない とあきらめていませんか?
ボトックスビスタ®注用50単位(以下、ボトックスビスタ®)によるA型ボツリヌス治療は、手術を行わずに、眉間や目尻の表情じわを目立たなくする治療法です。
施術可能な部位
眉間・おでこ・目じり・エラ・あご・バニーライン・ガミースマイル・口角
ボトックス注射はこのような方におすすめ
- 眉間や額、目尻のシワが気になる
- エラの張りが気になる、小顔になりたい、食いしばりが気になる
- 目と目の間の鼻のところにできるシワが気になる
(バニーライン) - 口まわりの縦じわが気になる
- 口元に力を入れた時のあごの梅干しじわが気になる
- 口角が下がって不機嫌に見えるのが気になる
- 笑った時に歯茎が大きく出るのが気になる(ガミースマイル)
しわができる原因
しわは、表情の変化に合わせて筋肉を動かすことなどが原因でできます。
顔の筋肉を動かすことでできるしわを「表情じわ」といいます。気になりやすい表晴じわとしては、眉をひそめたとき眉間にできるしわや、笑ったときに目尻にできるしわなどがあります。
年齢としわの関係
年齢を重ねるにつれ皮膚の弾力が低下するため、できたしわがそのまま残るようになり、しわが増えていきます。
若い頃は皮膚にハリがあるため、表清じわは一時的にできるだけですが、年齢を重ねるにつれ皮膚の弾力が低下すると、しわがそのまま残るようになります。
これは、肌の主な構造たんぱく質であるコラーゲン、肌の弾力を保つエラスチン、肌にボリュームを与えるヒアルロン酸といった、皮膚を構成する成分が年齢と共に減少することと関係があります。
また、年齢に加え、日光、喫煙といった環境の要因によっても、しわができやすくなることが知られておりり、精神的ストレスもしわの原因になるといわれています。
病院でできるしわ治療
病院で医師が行うしわの治療法としては、注射、外用薬、外科手術などの方法があります。
目尻や眉間にしわができて気になるけれど、病院で相談することではないと考えている方も多いようです。しかし、実際には多くの病院でしわの治療が実施されています。
主に病院で医師によって行われるしわの治療法としては、以下の方法があります。
- 注射による治療(A型ボツリヌス治療など)
- 外用薬による治療
- 外科手術による治療
など
ボツリヌス治療とは
天然のたんぱく質を精製した薬で、しわの原因となる筋肉の緊張を和らげ、眉間や目尻の表情じわを目立たなくする治療法です。
ボトックスビスタはA型ボツリヌス治療薬のひとつで、国内で唯一厚生労働省に承認されている薬剤です。(2016年5月時点)
ボトックスビスタは厳しい管理の下、無菌状態で製造・保管されます。また、治療については専門的な技術が必要なことから、認定を受けた医師のみが、ボトックスビスタによる治療を行うことが許されています。
ボトックスビスタの効果
眉間や目尻など、表清じわの原因となる特定の筋肉の緊張を和らげる効果があります。
筋肉をリラックスさせることで、眉をひそめた時にできる眉間のしわや、笑う時にできる目尻のしわが、次第に目立たなくなっていきます。
ボトックスビスタ加の成分
ボトックスビスタの成分は、天然のたんぱく質です。
ボツリヌス菌から産生される毒素を精製したものですが、製剤の有効成分は菌ではないため、体内で増殖することはありません。
ボトックスビスタの歴史
10年以上前から、米国ではボトックスビスタによるしわ治療が実施されています。
2002年から、すでに米国ではFDA(米国食品医薬品局)の承認によって、ボトックスビスタによるしわの治療が行われています。 また、日本でも2009年に厚生労働省による承認が得られ、眉間のしわに対する治療に使用されてきました。 そして、2016年5月より新たに日尻のしわに対しても厚生労働省による承認が得られ、使用することが可能になりました。
ボトックスビスタによる治療のメリット
手術を行う必要がなく、治療にかかる時間は通常10分前後です。また、治療後はすぐに通常の生活に戻ることができます。
眉間や目尻にしわがあると、疲れて見えたり、年齢よりも老けて見えたり、気難しい顔をしているという印象を与えてしまうことがありますが、ボトックスビスタによる治療はこれを解消することを目的としています。ただし、効果の現れ方に関しては、個人差がありますので、まずは医師にご相談ください。
ボトックスビスタの治療方法
とても細い針を用いて、顔の特定の筋肉に少量のボトックスビスタを注射します。
治療前に注意すること
以下に当てはまる方は、治療前に医師に必ずお伝えください。
- 全身性の筋肉の病気(筋萎縮性側索硬化症[ALS]、重症筋 無力症、ランバード・イートン症候群など)にかかっている方
- 妊娠または妊娠している可能性のある方、および授乳中の方
注)妊婦、授乳婦に対する安全性は確立していないため、治療を受けることができません。 - 妊娠する可能性のある方
注)ボトックスビスタの投与中、および最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。男性は少なくとも3カ月避妊してください。 - 過去にボツリヌス治療を受けてアレルギーを経験した方
- 使用中の薬剤がある方(特に抗生物質、筋弛緩剤、精神安 定剤など)
- 喘息などの慢性的な呼吸器疾患や緑内障のある方
- 他の医療施設にてボツリヌス製剤で治療を受けている方
治療対象疾患および投与日投与量を必ずお申し出ください。
治療後に注意すること
治療後は以下の点に気をつけてください。副作用が気になる場合は、医師にご相談ください。
- 注射当日の洗顔は問題ありませんが、注射部位を揉んだり、強くこすったりしないでください。
- 治療から約2週間後に、医療施設で治療効果のチェックを受けてください。また、何らかの異常が現れた場合には、 直ちに医師にご連絡ください。
- 注射部位に内出血を起こすことがあります。
- 副作用が現れることがあります。
ボトックスビスタでは、頭痛、まふたが下がる(眼瞼下垂:がんけんかすい)、注射部位の局所的な痛み、顔の痛み赤み、筋肉の部分的な脱力、注射部位周辺の腫れ・あざ、皮膚のつっぱり、無感覚、チクチクする感じ、吐き気などが報告されています。
ボトックス注射によるリスク
表情が硬くなったり、つっぱった感じによる違和感
一時的なもので時間の経過とともに落ち着きます。
ボトックス注射は数か月経てば元に戻るため、効果が落ちると同時に副作用は解消されていくでしょう。
内出血
ボトックス注射で使用する針は極めて細いためほとんどの場合が目立たないレベルで済みます。
しかし、普段から注射跡が残りやすい場合は注意が必要です。
Q&A
注射について
- 痛くないですか?
- 注射の痛みはありますが、通常はすぐにおさまります。
また、注射前に注射する部位を冷やしておくと、注射後の痛みが和らぐことがあります。
- 目尻と眉間、一度に両方注射できますか?
- 一度に目尻と眉間の両方に注射できます。
実際に日本人を対象とした臨床試験で効果と安全性が確認されています。
- 目尻と眉間、一度に両方注射できますか?
- 一度に目尻と眉間の両方に注射できます。
実際に日本人を対象とした臨床試験で効果と安全性が確認されています。
- 次回、注射するタイミングはいつですか?
- 持続期間は通常3~4ヶ月程度なので治療効果を維持するためには継続して治療を行う必要があります。ただL、3ヶ月以上の期問を空けてください。
(効果の持続期間には個人差がありますので、次回の治療のタイミングについては、医師にご相談ください。)
効果について
- 効果はいつから現れますか?
- 一般的に、治療後2~3日後に効果が現れてきます。そして 2週間後には最大限の効果に達します。
- 効果はどのくらい持続しますか?
- 効果は通常3~4ヶ月持続し、徐々に元の状態に戻ります。
安全性について
- 表情が不自然になることはありませんか?
- 適切な量を適切な部位に注射すれば、外見が急激に変化したり、不自然な表情に見えたりすることはありません。
- 治療を止めるとしわが悪化しますか?
- 筋肉がリラックスした状態から元の状態に戻り動くだけで、悪化することはありません。治療の効果は徐々になくなっていきます。
- 前回、効きすぎた気がしますが、同じ量で大丈夫ですか?
- ボツリヌス治療に対する筋肉の反応性には個人差がありますから、過去に注射して効きすぎた経験がある場合は、医師にその旨をしっかりと伝えて、注入する量を調整してもらうことが大切です。
- 副作用はどのくらい続きますか?
- ボトックスビスタによる副作用の多くは適量以上の注入による薬剤の効きすぎが原因で起こります。眼瞼下垂、眉毛下垂などの副作用は、効果の減弱と共に消失します。
承認された薬剤について
- 厚生労働省から承認を受けている薬剤だと、どんなメリットがあるのですか?
- 日本人での有効性、安全性が試験されていることや厳格な品質管理が行われていることなどがあげられます。
また、ボトックスビスタによる治療は、所定の講習を受け、認定された医師のみが行うことができます。
ボトックスビスタの治療シミュレーション
目尻・眉間の しわが気になる
クリニックに相談する
診断を受ける
治療の説明を受ける
事前の確認を行う 注射する前の確認
ボトックスビスタを注射する
帰宅後、いつもどおりに生活
2週間後医師のチェック
ボトックスビスタ患者様向けサイト
眉間や目尻の表情じわの治療に用いられる A型ボツリヌス製剤「ボトックスビスタ」をご使用中の患者様に向けて、製品に関する情報を提供しています。
https://www.allerganbeauty.jp/