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Cellec(セレック)
光治療とは
光治療とは有害な紫外線をカットし幅広い波長を持つ、カメラのフラッシュのようなマイルドでやさしい光を使ってシミ・そばかすの改善や、美白・ブライトニングを促す治療法です。
シミやニキビ、毛細血管拡張症(赤ら顔)など、お肌のトラブルの原因となっているものに対し、最適化された光が反応することで肌の若返りを促します。光により発生した熱が肌を刺激し、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞の働きを活性化させることで、肌のキメやハリと言った効果も期待できます。ターゲット以外の周辺組織にはダメージを与えにくいため、肌への負担はほとんどなく、低侵襲な治療が可能です。
いちばん気になる肌悩みを集中的にケアできるよう光の波長を変えられるため、一台で患者様お一人おひとりのお悩みに沿った治療が可能です。治療中の痛みが少ない治療方法ですので、美容皮膚科の治療は初めて、という方でも安心して施術が受けられます。1回の治療でもお肌のハリ・ツヤの改善や、お化粧のノリが良くなるなどの効果が感じられることが多いですが、継続して行うことでより効果を発揮します。日頃の美肌づくりに適したスキンケア治療と言えるでしょう。
cellecとは
cellecは施術中の痛みやダウンタイムがほとんどなく、マイルドな光による刺激で肌質を改善するCIPL(Cooling Intelligence Pulsed Light)光治療器です。シミ、くすみ、そばかす、ニキビなどのお悩みを解決して透明感溢れる肌へと導きます。
光治療器を使用する施術は、光によって発生した熱で肌内部(真皮)にダメージを与えることで症状を改善していくのですが、高い熱エネルギーを使用すれば火傷のリスクを伴います。しかしcellecは独自のリアルタイム表皮温度モニターシステム「ATC™ (Automatic Tempeature Controller)」を搭載しており、ライトガイドの温度が設定温度を超えると照射ができないように安全設計された画期的なマシンです。
また、1台で420nm~800nmまでの8種類の波長が選べるので、8種類の光を作り出し、あらゆる肌トラブルに対応することが可能です。安全設計以外にも、様々な光の照射方法が選択できます。モードによって肌の色つやを改善させたり、真皮内に熱を加えてハリを改善したり、お一人おひとりのお悩みに合わせた治療が可能です。
こんなお悩みに
cellecの特徴
①表皮を守る独自のクーリングテクノロジー「ATC™ 」を搭載
cellecはATC™ (Automatic Tempeature Controller)というテクノロジーを搭載しています。これは独自のリアルタイム表皮温度モニターシステムで、肌にあたる面の温度を-10℃~常温まで自在にセットすることができます。ライトガイドの温度が設定温度を超えると照射ができなくなり、常に表皮を火傷のリスクから守る、安全で画期的なマシンです。
②8種類の波長フィルターで、さまざまな肌トラブルに対応
光は波長によりその作用が異なります。cellecは、420nm~800nmまでの8種類の波長フィルターが備わっているので、8種類の光を作り出し、きめ細やかな幅広い治療を行うことができます。
お肌のハリ改善や毛細血管拡張症(赤ら顔)、しみ・そばかすなど、患者様のお肌の症状に合わせて、様々な治療を行うことができます。
③3種の発振パターン
セレックは安全設計以外にも、様々な光の照射方法が選択できます。モードによって肌の色つやを改善させたり、真皮内に熱を加えて、ハリを改善したり、お悩みに合わせた治療が可能です。
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ピークパルス
従来の光治療は、火傷のリスクなどを回避するため、比較的マイルドな「スクエアパルス」にという照射方法よる治療が主流となりつつありました。これは一定した光を照射することで、肌への熱伝導を効率的に行うことが出来ますが、高いパワーで照射することは難しいので、治療効果が非常にマイルドだと言われています。
そんな中、cellecは「ピークパルス」を採用。高いピークパワーによってキレのある効果的な施術が行えるので、色素疾患治療などに高い効果を発揮します。
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フォトシャワー
(Photo Shower)モード均一なフルエンスで毎分300回のパルス照射が可能。表皮にダメージを与えることなく十分な熱量を真皮に届けることで、コラーゲン生成を促しツヤとハリのあるお肌へと導きます。
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セルトーニング
(Cell-Toning)モードμs(マイクロセカンド)レベルのパルス幅と低出力エネルギーを利用する革新的な技術により、既存のレーザートーニングで生じうる色素沈着等の副作用を抑え、シミやPIHのような色素病変の施術を低刺激で行うことが可能です。
施術の流れ
- ■施術時間
- カウンセリング内容・施術内容などによって時間が変わります。
- ■来院目安
- 治療内容にもよりますが、2~4週間くらいのペースで3~10回程度の施術をおすすめします。
- ■体感
- 個人差がありますが、軽く弾かれたような痛み、熱感があります。
- ■治療後の経過(ダウンタイム)
- 施術後は多少の熱感が残る場合がありますが、お肌がほんのり赤くなる程度で痛みはありません。通常は当日のうちにおさまります。また、施術後2~3日は、シミやホクロの部分が少し濃くなったように見えることがあります。施術後のお肌は日光の影響を受けやすくなっておりますので、保湿、日焼け止めをしっかりと塗ることをおすすめします。
禁忌
A:全ての治療不可 V:血管系疾患の治療不可
- 過度に日焼けしている場合(A)
- 自己免疫不全症(A)
- 妊娠中の方(A)
- 異常出血(A)
- 感染や白斑(A)
- 凝血(V)
- 足潰瘍や静脈炎(V)
- 血液関連薬物処方後(V)
- 光過敏症疾患、日光蕁麻疹(A)
- 感光薬を服用している場合(A)
- イソトレチノイン製剤(アキュテイン等)を服用している場合(A)
- 癌あるいは前癌病変が疑われる場合(A)
- 患者が非現実的な期待をしている場合(A)
- その他医師が施術不可能と判断した方
※詳細につきましては医師にお尋ね下さい。
医師の指導が必要な場合
- ヘルペス
- 乾癬
- 肥満治療を受けている場合
- 肝炎
- 妊娠後の黒いホクロや皮膚に傷跡がある場合
- 多毛症
- ピーリングあるいはフェイスリフトを受けている場合
- ペースメーカー等、装着型の電子医療機器を埋め込んでいる場合
- 急性疾患
- 幼児
- 高血圧
- 創傷治癒過程に問題がある場合
- フィッツパトリック(Fitzpatrick)スキンタイプ分類で第V型(皮膚の色が濃く、日焼けすると発赤が稀に起こる)に分類される場合
- クマジン(抗凝固薬)等の服用で出血しやすい場合
- イソトレチノイン服用を中断して3ヶ月経過していない場合
- 最近脂肪注入移植術を受けた場合
- 癲癇(てんかん)の既往歴のある場合
※詳細につきましては医師にお尋ね下さい。